「いかに工夫して、面白く見せられるか」
−本作は、探偵シリーズ第2弾。"探偵"のスイッチが入った瞬間はどんなときでしたか?
「髪型ですね。地味に探偵の髪型のセットは40分かかるんです(笑)。
そうやってジワジワと髪型を作ってもらって、服を着て。鏡で見たときに『始まった!』と思いました」
−前作に引き続き、アクションシーンもすべてご自身で演じられて。
「脚本を読んだとき、『どうするおつもりですか?』と思いましたね(笑)。
でもこの映画って、いわば"ケンカの延長"。ハデなアクションではハリウッドに勝てませんから、どんな工夫で面白くできるかだと思っていました」
−ちなみに、前作を見ていない読者のために、本シリーズとは何かをご教授いただきたいのですが・・・。
「女子が見なくてはならない要素が詰まっている映画ですね。たくさん聞くんですよ、この映画の話を男性として結婚しちゃいましたとか、彼氏ができましたとか」
(一同笑)。
「(笑)。でもね、デートムービーとして優れた映画だと思います。この映画に誘って嫌がる男性は少ないでしょうし、『探偵はBARにいる2』が観たいって誘う女性はすごく魅力的。『そこいく!?』みたいな(笑)。男は『おっ』と一目置くはずです」 |