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まつざか・とおり/1988 年、神奈川県生まれ。
2009 年に俳優デビューし、ドラマや映画、
舞台で活躍。近年の主な出演作に、映画『ツナグ』、
NHK朝の連続ドラマ『梅ちゃん先生』などがある。
また、今秋放送のフジテレビ系スペシャルドラマ
『花の鎖』に出演。
「原作と実写は別モノ。間口を広げて観てほしい」
−台本を読んだときのご感想は?
「チームワークや絆がすごく試されているなと思いました。健とジョーの友情もしっかり描かれていて、胸が熱くなるものがありましたね。事前に『アニメと実写は別だから気にしなくていい』と監督とも話していたので、アニメ版は観ずに撮影に臨みました」
−原作キャラを一切アタマに入れず演じることは、逆に不安なのでは?
「う〜ん、原作通りなら原作を見てくれればいいですからね。もちろん撮影に入るときは、自分なりの考えをもっていきますが、その考えを180度変えられる柔軟性も大事。現場にいる人たちを信頼して、演じながら健という人物を作り上げた感覚が強いです。この作品の、どの部分にグッとくるかは人それぞれだと思うんです。僕ら側から見た敵も、正論を言っていたりするし。心の間口を広げて観ていただけたら、いろんなことを感じてもらえるんじゃないかなと思います」
「料理をしていると、豊かになれると思うんです」
−ところで、松坂さん、お料理の経験はありますか?
「実家にいた頃は、両親が仕事で帰りが遅いとき、兄弟3人で順番にごはんを作っていたんですよ。オムライスとかカレーとか、男子でも作れる一品料理が多かったですね(笑)」
−ブログで「ビールが好き」とおっしゃっていましたが、飲みに行ったら必ず注文するものとかあります?
「お店にもよりますけど、たこわさとかホタルイカの沖漬けとか…塩辛いものが好きで(笑)」
−意外です(笑)。ちなみにニコメンのゲスト希望アンケートをとったら、松坂さんがダントツ1位だったんです。
「本当ですか!?光栄です」
−料理女子≠ヘいかがですか?
「すばらしいじゃないですか。料理をしていると、心が豊かになれると思うんですよね。感覚が研ぎすまされそうだし、材料などの知識も増えると思うので」
−8月のメニューの中で、食べてみたい料理があったら教えてください。
「どれもおいしそうですが、『とろ〜り温玉つくねの満足和食』かな。茶碗蒸し、いいですね!」
オリジナルの世界観を大胆にアレンジした新しい物語。戦う意味とは?
善・悪とは? 力をもつがゆえに戦いを強いられ、苦悩しながらも立ち向かう
若者たちの姿を描く。
監督:佐藤東弥/出演:松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平、ほか/
8月24日(土)より全国公開

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